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すみません、またまた時間が開きまして(;´д`)ゞ エントリの関係上、更新日時を12月1日に統一しているので 実際どれだけ開いたか、あとから見返すとわかんないわけですがw
ここしばらく、PSU側の「ハウザー狩り」と5万HIT画像の準備で ゲーム本編も実はぜんぜん出来ていなかったりします(;´д`)ゞ まだ取ってません、変化の杖w
第五章その5 「やるなお前」「お前もな」
ニート化している馬車の持ち主ホフマン。 彼が キモくなった 人間不信になった理由を調べに「裏切りの洞窟」へ向かう一行。 この時代のRPGはよかったですねぇ、 容量の関係でMAP上に緻密に計算された行動制限をかけなくちゃいけないから 何か問題が起こっても、その解決に繋がるダンジョンがすぐそばにあって・・・w それこそ「一つの謎を解くために世界中を回らないといけない」とすると 船や空を飛ぶ乗り物で行動制限かけづらくなりますからねーっ 「裏切りの洞窟」もホフマンの宿屋から JR「新宿駅」と西武新宿線「西武新宿駅」くらいの距離しか離れてませんでしたw (地方の方、わかりづらくてごめんなさいw)
中に入るとまずは岩で出来た大壁が。 これは3人PTを組んでいるとカンタンに壊せて先に進めますが、それ以外ではダメです。 当然この仕掛けは「マーニャ/ミネアを仲間にしていない」状態でココまでシナリオを進めても 先にいけないようにしてある、まさに「行動制限」なわけですね。 3人で力を合わせれば出来ないことなんかないっヽ(´ー`)ノ ・・・なんて思ってると速攻ワナが発動してモンバーバラ姉妹が落とし穴へ。 やっと3人になったって言うのにもう一人です。 しかし勇者たけるくんは性格が「俺様」なので(笑)特にそのあたりは気にしません。 来るもの拒まず去るもの追わず・・・うーん、人助けが仕事のはずの勇者に向かない性格ですw 構わず先に進んでいると、通路の先に二人の姿が見えます。
たけ「・・・・・」 マニ「うーん、どこにいっちゃったんだろ、たけるのヤツ」 ミネ「わたしの占いでは・・・すぐ側にいるわ」 マニ「まぁこのダンジョンから出てなければ『すぐ側』ってことになるでしょうよ、それは」 ミネ「甘いわね、姉さん。こういうあいまいさが『よく当たる占い』のコツなのよ」 マニ「アンタ、どこのナニ木数子よっ」 たけ「・・・・・」 ミネ「やめてよ、姉さん。『ライブドアの株価は5倍になる』とか言った1ヶ月後に ホリエモンがタイホされたりしてるのよ?あんな人と一緒にされたらわたしの信憑性が・・・」 マニ「なんでもいいわよ。それより早くたけるを探さないとねーっ」 たけ「・・・・・」 マニ「・・・・・」 ミネ「・・・・・」 マニ「アンタ、いつまでアタシの背後にいるつもり?」 ミネ「そうですよ勇者様。ボケたらちゃんと突っ込んでくれないと」 たけ「・・・二人に化けて何してんだ、モンスターめ」 マニ「・・・!!な、なに言ってるのよ、アタシたちはホンモノよ?」 ミネ「そうです勇者様。コレだけ完璧にボケと突っ込みをこなせる姉妹なんて わたしたちの他は叶さんとこくらいしかいませんよ?」 たけ「問答無用!!『ギラ』っ!!」
ばふぅっ。
マニ「くぅ!?・・・くそ、ナゼ見破れた?」 ミネ「オレたちの変身は完璧だったはずだ」 たけ「まずはマーニャ。ホンモノなら俺を見つけた途端に 自分たちがワナに引っかかったことを棚に上げて文句+魔法の一つも飛んでくる」 マニ「・・・貴様どういうヤツと旅をしてるんだ」 たけ「そしてミネア。オマエが致命的だ」 ミネ「なんだと?」 たけ「ミネアは・・・天然だっ!自分がボケてる自覚なんて持ってねぇよ!!」 ミネ「し、しまったぁぁぁ~っ!!!」 たけ「よく二人を研究してたようだが・・・お前らには決定的に足りないんだよ、 あの二人から感じる『ドス黒さ』がなっ!!」 マニ「モンスターより黒い気を放つ人間って・・・」 ミネ「ある意味同情するぞ、小僧」 たけ「せんきゅ」
こうして何度か二人のニセモノを見破り、先に進むたける。 しっかしお宝どころかゴールドのゴの落ちていない、しみったれたダンジョンです。 ちょっとやさぐれながらダンジョンを歩いていると・・・
たけ「・・・・・」 マニ「・・・・・」 ミネ「・・・・・(おなかすいたかも)」 マニ「またニセモノかしら?ダメ勇者さん。今回はそこそこうまく化けてるけど まだ甘いわ・・・ホンモノはもっとブサイクよっ!!」 たけ「てめっ!!」 ミネ「よーし、よーし・・・」 マニ「ミネア?ナニやってるの、ネコじゃらしなんか取り出して」 たけ「て言うか、何でそんなモン持ってんだ」 ミネ「・・・ホンモノの勇者様ならコレを見たらもう目の色変えて飛び掛ってくるはずです」 たけ「いつそんなシーンがあったっ!!」 ミネ「食いついてこない・・・やっぱりニセモノよ、姉さん!!」 マニ「OK、骨まで燃やし尽くしてその灰を海に撒いてあげるわ」 たけ「散骨ありがとう、ってちがうわっ!!」 マニ「その慣れないノリツッコミ・・・やっぱしニセモノね」 たけ「ノリツッコミが苦手なのは俺のせいじゃない、小岩井のせいだ」 マニ「問答無用!!いくわよっ!!!」 ミネ(1ターン目に「メガザル」を・・・) マニ「ミネアっ!なに物騒なこと考えてるの!!ていうかまだ覚えてないでしょっ」 ミネ「気持ちは常に自己犠牲、三遊亭ミネ丸です」 たけ「ああっもう、こいつらマジうぜぇ!!!」
十分後。
たけ「はぁはぁ・・・」 マニ「はぁはぁ・・・やるわね、つい最近までアタシたちの後ろで いろんなもの漏らしてたボーヤとは思えないわ」 たけ「いつ、何を漏らしたっ」 ミネ「・・・さすがは毎日することがなくって「剣の稽古」と称して村中を暴れまわってた 嫌われガキ大将だけのことはありますね」 たけ「オレはジャイアンか」 ミネ「映画版の『男気のあるジャイアン』じゃないですよ、通常版の『イヤなジャイアン』のほうで」 たけ「知るかっ!どっちでもいいわ!!」 ミネ「・・・そこでノってくれたら『きれいなジャイアン』を認定してあげたのに」 マニ「あれは逆に気持ち悪かったわね」 たけ「ああっもう、こいつらやっぱマジうぜぇ」
そんなわけで(えっ!?)無事合流し ついでにこのダンジョン唯一のお宝「しんじるこころ」を手に入れた一行。 早速宿屋に戻ります。
ホフ「・・・なんだ、またアンタらか。何度来たってムダだぞ」 マニ「そういっていられるのも今のうちよ」 ホフ「なんだって?」 たけ「これを見ろ」
たけるは しんじるこころを とりだした!
ホフ「・・・ああ、この宝石を見ていると心が洗われていくようだ」 たけ「そうだろそうだろ」 ホフ「ボクはどうして友達を信じられなかったんだ・・・ ただいきなり剣で切りつけられて、倒れたところに罵詈雑言をあびせられ 持ち金はおろか、装備まで身包みはがされて最後は恥ずかしい写真を取られて 『チクったらネットに公開するぞ』って脅されたくらいで・・・」 たけ「いや、それ軽く犯罪が2つ3つ入ってるから」 ミネ「そうですよ、そのくらいなんですか。 まだ家族に同じことされなかっただけでも良しとしないと」 たけ「オマエもたいがいオソロシイな」 ホフ「・・・わかりました、もう一度人を信じてみようと思います」 ミネ「イソップ!!」 マニ「ふるっw」 ホフ「砂漠を越えたいんでしょう?だったら馬車をお貸しします。 その代わり・・・ボクも連れて行ってください」 たけ「なんでそーなる」 ミネ「ホフマンさんは『導かれしものたち』ではありませんね(注:これはホントに言いますw)」 マニ「まぁいいじゃない、ニートくんがようやく外に出ようとしてるんだし」 たけ「だってコイツジョブが『宿屋の息子』だぜ?戦えんのかよ」 ミネ「それを言ったらわたしは占い師、姉さんは踊り子ですよ?」 たけ「・・・早くマトモな仲間が欲しい(;つД`) 」
こうして一行は馬車と白馬パトリシア、そして・・・
店員「馬車はあたためますか?」 たけ「あ、おねがいします」 店員「・・・ホフマンは何膳お付けしましょうか」 たけ「じゃあ1膳で」
こと、ホフマンが仲間になりまして(笑)冒険は続きますヽ(´ー`)ノ