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第五章その14 少女ミネアの事件簿
スタンシアラで「天空シリーズ」の一つ「天空の兜」を手に入れた勇者たち。 スタンシアラ王から「天空の盾はバドランドに伝わっているはず」という話を受け 実はサムい芸人だったパノンに別れを告げ、バドランドを目指します。 ・・・ところでパノンは「また気ままな旅にでも出ましょうか」と言って パーティを抜けていきますが、モンバーバラには帰らないんですねw 実はモンバーバラの劇場の店長って人望ない? そういえば4章冒頭でも踊り子と逃げようとする男がいましたよね。 店長がいいヒトなら踊り子も逃げないと思うんですけどw
そしてバドランド。 ブラ「ほほう、ココがライアン殿の故郷バドランドか。ええとこじゃのう」 マニ「戦士の国って聞いてたからもっとごっつい人たちがたくさんいるかと思ったわ」 アリ「戦士の国?そっか、きっと三人の羅将が・・・」 たけ「それは修羅の国だろ。じゃ、何か?まだ修行中の子どもたちはみんな ストⅡのバルログみたいなマスク付けてんのか」 アリ「俺の名を言ってみろぉぉぉ」 たけ「それはジャギだろっ」 ミネ「貧弱ゥ、貧弱ゥ~」 たけ「それもう漫画変わってるからっ」 ライ「・・・そろそろ城の中でござるから、お静かにお願いするでござる」 謁見の間 王 「おおライアン!よくぞ戻った!そうか勇者殿に会えたのだな!」 ライ「長らくの留守、申し訳ありませぬ。今しばらく、今しばらく 地獄の帝王を倒すためにケンイチ氏について 世界を回ることをお許しいただきたいでござる」 王 「そうか、しっかりやるのだぞ・・・ケンイチ殿、我が家臣ライアンを 今後ともよろしく頼む」 たけ「俺はケンイチじゃねぇぇぇぇっ!!」 マニ「ほらっ突っ込みはあとでっ!仮にも一国の王様相手なんだから ちゃんと返事しなさいよっ」 たけ「・・・わかりました。地獄の帝王はライアンと一緒に必ず俺が!」 ブラ「勇者っぽいですな」 トル「勇者っぽいですぞ」 アリ「勇者っぽいねぇぇぇ~」 ミネ「勇者っぽいよぉぉぉ~」 たけ「『ためになったねぇぇぇ~』にみたいにゆーなっ」 ライ「ところで我が王よ、我が国に『天空の盾』が伝わっている、と言う話は 本当でござるか?」 王 「『天空の盾』か・・・昔あったことはあったのだが わしの爺様がガーデンブルグの女王に送ってしまったらしいのだ」 クリ「ガーデンブルグ?あの女性だけの国ですか?」 アリ「クリフト・・・やけに詳しいわね?」 クリ「そ、それはっ!い、一般常識として・・・」 トル「待ってください、ガーデンブルグといえば険しい岩山の上にそびえ立つ国で 唯一の通行手段だった山頂への洞窟も 今は火山の爆発でふさがってしまっているはずですよ」 マニ「トルネコさんもずいぶん詳しいわね」 トル「いえいえ自分は商人ですからね、エロよりお金です。 昔商売に行こうとしたんですがそんな話を耳にして あきらめたことがあったんですよ」 ブラ「エロよりお金です!」 アリ「エロよりお金です!」 ミネ「・・・アナタとは違うんですっ!」 クリ「ぐはっ!!切腹ぅっ!!」 たけ「それにしても洞窟がふさがってるとは・・・どうやって行けばいいんだ?」 トル「その洞窟を通れるようにするしかないでしょうねぇ」 ミネ「・・・はっ!?」 マニ「どうしたの、ミネア」 ミネ「唯一の出口である洞窟がふさがって・・・こ、これは正にっ!」 マニ「なによ」 ミネ「『金田一少年』的展開っ!部屋や家ごとはおろか 村一つ全体を密室にする常套手段!!」 マニ「まぁたしかに村一つ『密室』なんて殺人事件以上に 現実じゃそうそう起こらない出来事だけど」 ミネ「きっと『地獄の傀儡師』が暗躍して、いまごろガーデンブルグは・・・」 たけ「だからそういうことで目を輝かせるんじゃないっ!!」
とりあえず現場を見てみよう、ということで ガーデンブルクへの洞窟前まで行ってみることになったんですが その前にイムルの村のうわさを耳にします。 なんでも村の宿屋に泊まると皆同じ夢を見る、というもの。 その内容は以下の通り。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ たけるは深い眠りについた……。 どうやら夢を見始めたようだ……。
ピサロ 「良い子にしていたか? ロザリー。 ロザリー「ピサロ様……。 ピサロ 「ロザリー。私は人間を皆滅ぼすことにした。 間も無く世界は裁きの炎に焼かれるだろう。 わたしの仕事が終わるまで、 ロザリーお前はここに隠れているのだよ……。 ロザリー「お待ち下さい! ピサロ様! …………。誰か、誰か……。ピサロ様を止めて……。 このままでは世界は滅んでしまう……。 お願い誰か……。受け止めて! 私の願いを……。 ロザリー「届いて……。私のこの思い……。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌朝。 ブラ「うーむ、噂どおり実に不思議な夢じゃったな」 クリ「サントハイム王が見た地獄の帝王の予知夢もこんな感じだったんでしょうか」 アリ「アイツがデスピサロ・・・ ふざけるなっデスピサロ!!オレたちの対決はどうなったんだ!! オレは貴様との1対1の決着をつけたいだけだっ! そのためにこんなくだらない大会にも来たんだぞ!!」 クリ「姫さま、どこかの破壊王子になってますよ」 アリ「アイツは同じサイヤ人でありながら王女であるこのオレを超えやがった!! 許せるもんか、ゼッタイにっ!!!」 たけ「ちょいちょいおかしいトコがあるけどもう突っ込まんぞ」 マニ「とりあえずこのロザリーって娘がデスピサロの行方を知ってるのは間違いなさそうね」 トル「もう以前に武具を調達にみんなで行ってますけどね、ロザリーヒル」 ブラ「トルネコ殿、それは言わない約束じゃぞ」 トル「おおっと!?自分としたことがーっ!!」 マニ「・・・その持ちネタ、まだ押してくのねw」 ミネ「夢なんて睡眠中に脳が行う記憶の整理に過ぎません。 予知夢とか夢が何かを警告してくるとか、非科学的にも程がありますわ」 たけ「何か言ったか、占い師」
と、いうわけでロザリーも気になりますが、まずは天空の盾、ということで 一行はガーデンブルグを目指します。 ふさがった洞窟は通れるんでしょうか。